生きてるだけで金は減る
生きているとお金を使う。困った。
お出掛けしたとき
デートでちょっと見栄はったとき
家でダラダラしてるだけの時
金額に上下はあるにせよ生きているだけでお金を使っている。
なぜなのか?そんな事をぼんやり考えながら
僕は近所のスーパーで夕飯を買っていた。
また浪費してるなぁと思った。
お金を使うということは同じなのに
妙に満足した気持ちになる時と
しっくりこないときがある。
そんなお金の消費に対してのテンションの上下について考える。
行き着いたひとつの説だが
お金を使う考え方は二通りあるのではないかと
僕は思った。
- 消費者としての消費
- 生産者としての消費
このふたつである。
• 消費者としての消費
はじめに例であげたお金の使い方がこれにあたる。
ここでの話の論点は消費行動が悪い。と言いたい話ではない。
何に対して消費しているのか知りたいだけ。
僕たちがお金を支払うときはどんな時なんだろう?
- コンビニでおにぎりを買ったとき。
- カフェやレストランで食事をしたとき
- 好きな洋服を買ったとき
- 高速道路に乗ったとき
- 髪を切りに行った時
ざっとこんな感じ。
つまりまとめると
お金を支払う
=
物を手に入れるための対価。
受けたサービスに対する費用。
この2つの行動に対して支払っている事がほとんどな気がする。
ここでの支払はたぶん必要経費だ。
衣食住と3大欲求
生きてりゃ腹は減るし、作るにせよ買うにせよ何らかでお金を支払っている。
どっかで聞いた言葉
「お金は回すほど溜まる。貯めようとしても貯まらない。」
こんな感じで言われることはあるが
勘違いはしないほうがいい。
消費者としての消費はお金を使っているだけ。
使うほどに減るし、一生貯まらない。
当然だ。
対して
• 「生産者としての消費」
お金を使うという側面では同じなのだが
こちらは少し意味合いが違う。
- カメラマンになるためにカメラを買った
- 料理を振る舞うために材料を買った
- ブログを書くためにMacBookを手に入れた
買うしか思い浮かばなかったが
要するに
何かの目的の為に消費する金銭は
「生産者としての消費」に近いということだ。
生産者としての消費は
先述した
「回すほど、使うほどにお金が貯まる」ことがある。
ただし絶対ではない。
一番の違いは
他人に影響を与える為にお金を使っているかいないか。
であると思う。
僕たちがお金を稼いで行く為には
今自分が使っているお金が
どちらに該当しているか。を見極める力ではないだろうか。
お金を使ってお金が増える時とは
それはきっと
他人を喜ばせる為にお金をつかえたとき。
そして相手がその行動に対して
お金を使いたい(消費)する価値があるとおもって貰えた時。
余談になるが
アルバイトを含め仕事をしている最中は
僕たちは生産者だと言える。
「会社」はひとりでも多くの人を喜ばす為に、「人」を雇用している。
「人」は目の前のひとを喜ばす為に働く。
その対価として「会社」がお金を支払う。
要するに、
会社は生産者的な消費をしているということになる。
誇りを持って仕事をしてるときこそ
お金を貰える権利があるんだろうなぁって改めて思う。
最後に
僕たちはすべてにおいて
生産者に回ることはない(できない)
生きてりゃ欲しいものはどんどん増えるし
受けたいサービスは尽きない。
コンビニでおにぎりを買うとき。
僕たちは当たり前におにぎりが用意されている前提で買うだけ。
でもその背景は忘れてはいけない
おにぎりには期限がある。新鮮なものを新鮮な状態で
用意してくれている人がどこかにいる。
そういったサービスに対してお金を払っていることを
思い出すだけできっと心温まるし
互いにとって良い消費を
行えるのではないだろうか。
自分の使うお金が
誰のために、何のために使っているものなのか
ちょっと突き詰めて考えることで
お金の本質を見てみたい
それにしても
やっぱりお金って難しい。
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